CANDLEブログ

カテゴリ: ブリーディング

「暑い…」と言わない日がないくらいの暑さが続いていますね。
個人的には夏が好きなので暑いのも嫌いじゃないのですが、ここ数年の暑さは本当に凄まじいものがあります。後述しますが屋外でメンテをすることも多いので、今年も健康的に日焼けしてきました(笑)


そんな中少しですが新着さん、というか紹介しきれていなかった子たちをご紹介させていただきます!


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フトアゴヒゲトカゲ・国内CBベビー

ちょっと前までフトアゴベビーが全然いないと思っていたのに、ありがたい国内CBの登場で今となってはわらわらしている状況です。
ちびちび過ぎず、しっかりと育っている子たちですので、フトアゴデビューを目指す方にも大変おすすめ。


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アオカナヘビ・本島中部産

個人的にマイペットにまだ加えたいアオカナヘビシリーズ。
産地や島ごとに微妙に特徴が異なるため、ついつい産地ごとに集めてしまいますが、今回は本島の中部産。個人的もまだゲットしていない産地の子です。
アオカナヘビは地域によって採集禁止になっていることもありますので、旅行などで沖縄へ出かけてもむやみやたらに捕まえないようにしましょう。
今回は大柄のメスも入荷していますので、繁殖を狙ってみたい方にはこれ以上ない条件でお引き渡しできるかと思います。


未紹介の新着さんはとりあえず以上です。





ここ最近、特に海外からのお問い合わせが非常に多い屋外飼育メインの繁殖状況ですが、以前の記事にも記載しましたが「とりあえずやめておきましょう」とお答えしています。
現在は屋外飼育を継続していますが、どう贔屓目に見ても「たまたまうまくいっている」感が否めません。
とはいえ、とりあえず今年もボチボチ産まれたり産卵したりしているので、SNSではできるだけリアルタイムに発信していますが、こちらでも少しだけご紹介…。

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観察するのは非常に楽しいのですが、午前中からすでに温度計の数値を遥かに振り切っている気温の中ですので、作業後はダッシュで降りてきてマウスとかを冷やしている大型の冷凍庫に挟まっています(笑)
以前に「カンカン照りの屋上で冷えたビールでも飲みながらメンテできて最高じゃないか!」と言われたことがありますが、屋上で飲んでいたらたぶん本当に死にます(笑)

今年からカナヘビケージも増設し、家でもカナヘビ店でもカナヘビの生活になっていますが、これだけの数を見てきた中でも、未だに観察の中で新たな発見が多く、毎日わくわくしています。

そんな『灼熱の屋上』で産まれた子たちを是非ほしい!とありがたいお言葉も多数頂いております。
自家繁殖ベビーは毎年、秋のブリーダーズイベントからのデビューが通例なのですが、屋上産まれの子たちについては、ある程度早めにリリースしてもいいかなー…とも思っています。
まだまだケージ数のわりに産卵しているペアは全然少ないのでただの皮算用になるかも知れませんが、毎日楽しく繁殖を目指しています。


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そしてこちらは先日もご紹介させていただきました、そんな屋外ケージで交配、産卵しましたアンビローブの次世代くんたち。もちろん販売中です。
今年はある程度カメレオンも産卵させられればと思っていますが、何せ自然相手という部分も大きいので思い通りにはいきません。のんびり結果に繋げられればと思っています。

















お出かけ自粛モードの時は引きこもって観察が楽しいです。


現在は特にドカンと入荷があるわけではなく、店内では片付けや掃除を進めています。
バックヤードのマイコーナーも増設計画を着々と進めていて、なんだかんだで楽しく過ごすことができています。



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カエルたちも5月の産卵モードに入り、ちょこちょこと産卵が続いてます。
お客様のところでは狙ってアカメアマガエルが産卵しているとのことで、次の機会では自分でもアカメアマガエルを狙ってみようと考えたり、増設したケージでどの種類を狙おうかと考えたり、カメレオンは今までとはちょっと違う方法で育成していますが、パンサーの成長スピードが凄まじく、ケージの増設も計画していますので、同じ方法でしっかり種親を育成しようと考えています。



自宅組はカナヘビたちがちょこちょこと産卵したり、楽しませてくれています。
観察はもともと大好きなので、時間が許す限り誰とも会わずに一言もしゃべらずに微動だにせずに生き物を眺める時間を作りたいと思います(笑)






今更紹介しなくても…とも思いますが、改めてグラスフロッグ(アマガエルモドキ科)の魅力と、当店での繁殖への取り組みをご紹介します。

現在、マイペットとして4種類のグラスフロッグを飼育していますが、彼らは非常に奥が深い生き物です。
一見すると華奢で繊細に見えますが、実は適切な環境さえ整えれば飼育はしやすく、さらにその先の「繁殖」まで視野に入れて楽しめる、非常に面白いカエルたちです。


ヴァレリオアマガエルモドキ(Hyalinobatrachium valerioi)の成体

エメラルドグリーンの体色に黄金の斑紋が入るヴァレリオアマガエルモドキ



こちらは**ヴァレリオアマガエルモドキ**。流通の多いフライシュマンと同属ですが、現地からの入荷が非常に稀で、国内で目にする機会は極めて少ない種です。
透明感のあるエメラルドグリーンに黄金の斑紋が乗り、なんとも言えない高級感を醸し出しています。


ヴァレリオアマガエルモドキの幼生(オタマジャクシ)


こちらは、当店で維持しているヴァレリオアマガエルモドキのオタマジャクシたちです。



フライシュマンアマガエルモドキの成体。繁殖難易度が高い種


お馴染みの**フライシュマンアマガエルモドキ**。
最もポピュラーなグラスフロッグですが、流通量の多さに反して、国内での繁殖成功例は驚くほど聞きません。現地からの入荷に頼り切るのではなく、国内での持続的なブリードラインを確立させるべく、日々せっせと繁殖を狙っています。


フライシュマンアマガエルモドキのオタマジャクシ


こちらがフライシュマンアマガエルモドキのオタマジャクシ。ヴァレリオのオタマと非常によく似ています。

上陸直後のグラスフロッグの幼体。指先ほどの極小サイズ


上陸したばかりの子は、指先と比べてもこのサイズ感。これほど小さくても、皮膚の透明感はしっかりとグラスフロッグそのものです。このサイズでもキイロショウジョウバエを捕食できるため、初期給餌のハードルは意外と高くありません。



大型になるグラニュローサアマガエルモドキ


**グラニュローサアマガエルモドキ**。
他種に比べて二回りほど大きく、飼い込むことで全身を包むうっすらとしたブルーの発色が非常に美しくなります。
もちもちとした独特の質感も本種の魅力ですが、現在飼育している中で唯一産卵に至っていないのがこの種。産卵を誘発する環境作りにおいて、まだまだ研究の余地があります。



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## 期待の産卵:アトラトアマガエルモドキ

そして、今回嬉しいことに産卵に至ったのがこの子たち。

アトラトアマガエルモドキ(Hyalinobatrachium aureoguttatum)の産卵個体

Hyalinobatrachium aureoguttatum
**アトラトアマガエルモドキ**です。
過去の産卵では卵の質に課題がありましたが、今回は二頭が産卵し、すでに発生も確認できています。順調にいけばあと10日ほどでオタマジャクシになるでしょう。本種もまた、CANDLEにて国内初ブリードに成功した種類の一つです。

透明度において他種を圧倒する本種。無事に孵化すれば、グラスフロッグ三種のオタマを同時に育成することになります。種ごとの成長の違いを観察できるのが今から楽しみです。

今後も、こうした「国内ブリード」の可能性を追求し、その情報を発信していければと思います。


今回は、カメレオン飼育者なら誰もが一度は直面する疑問「ワイルド(WC)と飼育下繁殖個体(CB)、どちらを選ぶべきか?」、そしてパンサーカメレオンの繁殖を成功させるための秘訣について、独り言を綴ります。

パンサーカメレオンの美しい色彩とコンディションの確認


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ワイルド(WC)か、ブリード(CB)か:目的別の選び方

「どちらが良いか」という問いへの答えは、飼育の目的によって変わります。

1. 初めての飼育や、純血を守るなら「CB」
ペットとして一頭を大切に育てるなら、文句なしにCB個体をお勧めします。環境に馴染みやすく、餌食いも安定しています。
また、繁殖を見据えたメスを探す場合もCBが鉄則です。流通事情により、ワイルドのメスは産地(ローカリティ)の混同が起こるリスクがゼロではないからです。血統の純粋性を守るためには、信頼できるブリーダーによるCB個体を選ぶのが最善の道です。もちろん「間違いない血統」であることが大前提なのは言うまでもありません。少なくとも誰とまでは言いませんが、どこの国のCB個体かは確認しておきましょう。

2. 種親としてのポテンシャルを求めるなら「WC」
一方で、ワイルド個体の魅力はその強靭な体格と圧倒的な生命力にあります。特にオスのWC個体は繁殖に対して非常に積極的で、種親としてこれ以上ない働きをしてくれることが多いです。

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パンサーカメレオンの「やる気」を引き出す方法

CB個体のオスでブリードを狙う際、「なかなかメスに反応しない」という悩みを聞くことがあります。日光浴や一時的な対面など、現場で試せる工夫はいくつかありますが、より根本的な解決策を世界的ブリーダーである『頑固オヤジ』氏に尋ねてみました。

世界的ブリーダーが教える「繁殖サイクル」の重要性
彼によれば、パンサーカメレオン(特に東海岸のローカリティ)の繁殖には、マダガスカル現地の季節変動を再現することが大切だと言います。

* **11月〜4月(マダガスカルの夏):** 繁殖シーズン。高温・多湿、そして豊富な餌を与える時期。
* **6月〜10月(マダガスカルの冬):** 代謝を遅らせる時期。給餌量と水分量を段階的に減らし、温度を下げる必要があります。

アンビローブなどはこの影響を受けにくいですが、ノシボラハ、マソアラ、ソアニエラナといった「白い系」のローカリティは、この季節変化をケージ内で模倣しないと、性欲(繁殖意欲)が高まりにくいという遺伝的性質を持っています。

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専門店の強みを活かした情報発信

常時1,000頭を超える個体を管理し、毎日4時間かけて一頭ずつ手作業で給水を行うような、文字通り「世界レベル」の探求心を持つブリーダーからの教えは、日本の飼育環境においても非常に有意義な指針となります。

CANDLEでは、こうした世界基準のデータや経験値を、ただ自分たちのものにするだけでなく、お客様と共有していきたいと考えています。

繁殖における細かな数値やサプリメントの配合など、マニアックな疑問があればいつでもお尋ねください。私たちは、皆様の「挑戦」を全力でバックアップします。

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